所長ご挨拶

社会科学の学際的研究と地域社会との連携を目指して
経済社会研究所長 浅見良露
久留米大学経済社会研究所長
浅見 良露
  久留米大学経済社会研究所は、全学的に社会科学全般に関する実証的、政策的研究を行うため、平成22年4月に設置されました。本研究所が設置されたのは、前身となる産業経済研究所が昭和29年に文系学部最初の研究所として設置され、 産業経済全般に関する研究活動を行ってきましたが、近年は環境問題など社会科学各分野の学際的研究が必要とされる課題が多くなり、ローカル、グローバル双方の視点から経済・社会問題にアプローチすることが必要となっているからです。
  本研究所では、経済、社会及び環境に関する理論と実態の調査研究を行うことを主目的としています。
  本研究所の大きな特色は、幅広い視野から経済・社会問題等を取りあげるため、研究組織を柔軟に形成することが出来るようにし、学際・専門領域を超えた研究活動を行うことです。その活動は学内に止まらず、 内外の研究機関との共同研究・学術交流を進めると共に、地域社会に関連した幅広いテーマについて取組を推進し、地域社会との連携、協働による調査研究活動の拠点としての役割を担うことを目指しています。
  本研究所の前身である産業経済研究所は、55年余の永きにわたり関係各位の温かい支援を得て、非常に有意義な研究成果を残すことが出来ました。本研究所は、これまでの実績を踏まえ、さらに様々な研究活動等に取り組んで参りますので、変わらぬご支援をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

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