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横安江町ショップモビリティ見学・低床循環バス体験
説明:交通政策課 村田康裕氏、長寿福祉課 辻岡氏
見学者:米田亮氏、伊佐、西川、松尾、他

手づくりのおみせ「いきいきギャラリー」:金沢市横安江町商店街中央の元ふとん屋の空店舗を市が買い取って改修した。作業所など、17の高齢者・障害者団体が展示販売をしている。電動スクーター5台を置いている。車椅子等の無料充電ができる。低床循環バスの停留所にもなっている。

「いきいきギャラリー」の中。氏と専従スタッフ
「いきいきギャラリー」外観。

事業費:当初、店舗改修費、スクーター購入(1台22万〜23万円)などを含めて2,200万円。現在は年間1,000万円くらい。うち、展示販売の補助金400万円、スクーター貸し出し等の委託事業費に600万円。店舗購入費は5,800万円。

運営:市社会福祉協議会に委託し、母子寡婦の方二人が働いている。周囲の評判もよく、常連層もできている。売り上げは月40万〜50万円。うち、手数料10%を取る。福祉情報提供やイベントなどもやっている。

「いきいきギャラリー」の中。氏と専従スタッフ
「いきいきギャラリー」の中。辻岡氏(左)と専従スタッフ(右)。

電動スクーター:会員制(現在30〜40人くらい)で、1時間の講習を受けて入会する。2時間100円で貸し出す。あまり利用されてない(月4〜5回)。販売の方に力をいれており、宣伝をしていない。もともと商店街に肉魚野菜がなく、集客力が弱い。また現状では各店舗にスクーターが入れるスペースがない。普及のためにはこれ専門の人員が必要である。各店舗のバリアフリー化のために、300万円までは助成をしている。商店街が作ったベンチが二箇所ある。

電動スクーター。入り口近くに置いてある。手前が展示販売品 「いちょう館」外観
電動スクーター。
入り口近くに置いて
ある。手前が展示販売品。
商店街が作ったベンチ。

タウンモビリティ実験:事業の計画段階で、この商店街も含む市内三箇所で、大々的な実験を行い、利用しにくいところのチェックなどを行っている。

その他の空店舗対策:この商店街ではあと二箇所ある。「いちょう館」。市が、人が集まる休憩所として作った。あと、市が借りて陶芸店を出している。商業振興課でやっていて、若手工芸グループの任意団体が受託している。

低床循環バス「ふらっとバス」:中心市街地東部左回り4.6kmを約25分で一周する小型ノン・ステップバス。15分間隔で運行。1回100円でどこまででも乗れる。3台で8,000万円。オーストリアのクセニッツ社製。市の事業であるが、運行は北陸鉄道に委託している。

「ふらっとバス」走行風景。商店街の中は、オレンジ色のレーンの上を、人の歩行速度で運行している。西川が横をついて歩きながら現れた 「ふらっとバス」走行風景。商店街の中は、オレンジ色のレーンの上を、人の歩行速度で運行している。西川が横をついて歩きながら現れた
「ふらっとバス」車内風景。手すりバーの上下に降車通知ボタンがある
「ふらっとバス」車内風景。手すりバーの上下に降車通知ボタンがある
「いきいきギャラリー」の中。氏と専従スタッフ
「ふらっとバス」内部。出入り口のスロープと置き傘に注目。

メルシーキャブサービス:ドア・ツー・ドアの車椅子対応送迎サービス。国内で初めての通産省認可(1997年)。ボランティアで運営されている。ボランティアには1,000円の商品券を出すようにしているが、誰も受け取らない。市が運営費を出し、市社会福祉協議会に運営を委託している。