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久留米大学経済学部公開講義「市民参加のまちづくり」2006年度前期シリーズ

 

 いま、世界でも、全国でも、そしてこの久留米のまちでも、ひとつの新しいうねりがわきおこっています。福祉や環境、安全、まちのにぎわい…こうした身近な公共事について、市民がひとりひとり自由な創意で創りあげ、自分達自身の手で担っていく事業の勃興です。「市民参加のまちづくり」の時代の始まりです。

 久留米大学経済学部では、毎年、「市民参加のまちづくり」と題して市民のみなさんに向けた公開講義を行い、地元や全国のまちづくりの現場で実践にたずさわっておられる方々をお招きしてお話しいただいており、ご好評をいただいております。本年度も、前期は具体的な各地の事例紹介を中心にし、後期は本学部教員の講義も含め、理論的に深めたシリーズにいたします。
  (なお、事務移管の都合で修了証は廃止しました。悪しからずご了承下さい。)
 

日時:金曜日15:10-16:40
会場:六ツ門町「六ツ門大学」教室(下記井筒屋アーケード側向かい建物の二階)
         (ただし7月8日のシンポジウムは時間・会場が違いますのでご注意下さい。)

   │ │      │会場│
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六角堂│ │     │ 井筒屋 │

料金:無料。

※ 来年度は講師陣の再編が予定されています。お聞きのがしのないようふるって御参加下さい。



前期日程
 
 
 

4月14日
 里川 径一 氏  (AIM国際ボランティアを育てる会)
   自転車と水車と子供たち―甘木の山村に根ざす国際協力NGO

4月21日
 福田 俊明 氏 (特定非営利活動法人「伊万里はちがめプラン」代表)
   生ごみを宝に―─恵みの豊かな伊万里の環境を未来の子どもたちへ

4月28日
 吉永 美佐子 氏 (特定非営利活動法人「高齢者快適生活づくり研究会」代表)
   アクティブシニア時代のまちづくり {タウンモビリティについて}

5月12日
 加藤 裕子 氏 (無名舎−ふくしワーカーズ)
   <ワーカーズの現場から>「無名百年」を生きる(赤ちゃんからお年寄まで──いのちのつながり)

5月19日
 小林 華弥子 氏 (由布市議会議員) {視察報告}
   ゆふいんとまちづくり

5月26日
 細川 紀彦 氏 (金沢市民芸術村村長) {視察報告1視察報告2}
   市民による市民のための文化施設──金沢市民芸術村の取り組み

6月2日
 神谷 典江 氏 (特定非営利活動法人「穂の国まちづくりネットワーク」副代表)
   私にとってのNPOとまちづくり──自分らしく、地域に生きるNPO活動 {とよかわNPOセンター「ほっと」}

6月9日
 佐藤 剛史 氏 (九州大学大学院農学研究院助手、特定非営利活動法人「環境創造舎」)
   九州大吟醸プロジェクトの挑戦──酒づくり・森づくり・まちづくり──

6月16日
 吉井 茂人 氏 (滋賀県長浜市 長浜商工会議所 理事・中小企業相談所長) {視察報告}
   長浜のまちづくりとまちづくり三法改正について

6月23日
 下瀬 美彬 氏 (九州文化技術研究所)
   市民がつくりだす公共性〜地域の文化拠点を活用したまちづくり

6月30日
 上田 恵美子 氏 (社団法人奈良まちづくりセンター理事、大阪市立大学・愛知学泉大学 非常勤講師)
   人々が響き合うまちづくり〜奈良町の事例から〜

(7月7日は予備日です。)
7月8日(土) 詳しくはこちらを御覧下さい。
 シンポジウム「環境問題解決に向けての市民参加」
  久留米大学御井学舎図書館3階のAVホール
  講演者
   谷洋一 氏 (水俣病被害者互助会事務局 アジアと水俣を結ぶ会事務局)
    水俣病事件の74年──公害企業と地域住民意識の変遷を追って水俣病の教訓を考える
   石田紀夫 氏 (NPO法人 市民環境研究所)
    省農薬ミカン園から生活協同組合設立へ──情報を載せた物が動けば
   坂岡庸子(久留米大学文学部)他

7月14日
 小田 啓二 氏 (特定非営利活動法人 日本ガーディアン・エンジェルス理事長)
   コミュニティの安全〜地域安全NPOとしての取り組み〜

お問い合わせは、久留米国際ボランティア活動研究所(0942)38-0681まで。
会場の六ツ門大学についてのお問い合わせは、六角堂プラザ一階(0942)36-0006まで。

後援:久留米市


テキストは、創成社『市民参加のまちづくり(事例編)』を使います。今回の講師陣のほとんどが執筆しています。
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