プロジェクト研究

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「 筑後川流域圏に関するプロジェクト」

 産業経済研究所のプロジェクト研究は、1988年度に「筑後川流域圏経済・社会の総合研究」が発足して以降、1993年度〜1997年度は「筑後地域経済社会の実証研究」へと引き継がれ、1998年度以降は、「筑後川流域圏地域連携研究」の大テーマの下に実施されており、1999年度〜2003年度は「筑後川流域における地域連携の現状と可能性」、2004年度からは「筑後川流域における持続可能な地域の形成」をテーマとして引き続き実施してきている。

1.プロジェクト研究「筑後川流域圏地域連携研究」の目的
  
 本プロジェクトにおいては、筑後川流域圏を中心として、地域連携の現状を探ると共に、地域の経済・社会構造、地域住民の生活活動や住民意識、さらには、地方自治体の政策などの面から、地域形成の方向性や地域連携の可能性を探っていく。
 また、人口高齢化や地域づくり及び環境意識などの分析を通じて、持続可能な地域の形成の可能性を探ることを目的としている。

2.プロジェクトとして研究する意義
 地域連携については、近年、学内外の各分野の研究者や地元の地方自治体、さらにNPOなどの種々の民間組織などによって、推進されつつある。
 筑後川流域圏においても、このような地域連携が見られるが、久留米大学は、研究・教育面において、筑後川流域圏の中核的大学としての役割を担うことが必要とされる。
 そのためには、産業経済研究所がその主導的役割を担い、地元地域を対象としたプロジェクト研究を進めていく責務があると考えられる。
 さらに、その成果については、各分野において教育面への還元を図っていく。

3.研究分担者及び分担内容
駄田井 正(経済学部教授) 全体構想と経済的側面の研究
藤田 八暉(経済学部教授) 流域における環境問題
堂前 亮平(文学部教授) 領域における都市間ネットワーク
浅見 良露(経済学部教授) 基礎的データの整理
原田 康平(経済学部教授) 統計的処理・分析
畠中 昌教(経済学部講師) ツーリズムの実態調査

4.研究内容
 2005年度までは、筑後川流域圏における文化・歴史・産業などの資源を掘り起こす政策・システムの研究(これは「筑後川まるごと博物館」として結実)、流域圏の持続可能性にかかわる自然との共生度についての準備的研究などに焦点を当ててきた。具体的には、積年構想してきた「筑後川まるごとリバーパーク」の実現に向けての方法を研究し、その成果として、流域全体が連携して「筑後川まるごとリバーパーク」を実現する「筑後川まるごとリバーパーク推進・協議会」を発足することができた。このプランは、国土交通省の「観光地域づくり実践プラン」に採択された。
 2008年度からは、自然との共生度が高い産業としてのツーリズムに焦点を当てている。具体的には、これまでの研究成果をもとにリバーパーク構想プランの実現に向けて、リバーツーリズムの可能性に関する調査を行い、2010年度までにこの構想が流域全体に与える経済効果や環境改善効果を推計する。

5.実践したシンポジウム
「筑後川まるごとリバーパークシンポジウム」    平成15年3月15日
『産業経済研究』第44巻2号に収録
「筑後川流域シンポジウム−ゴミ廃棄物と水環境」 平成15年7月26日
『産業経済研究』第44巻4号に収録
「シンポジウムゆたかきよらか筑後川」 平成15年11月9日

6.産学官連携事業
 地域連携(筑後川流域連携)は地域の自立と自律そして持続可能性を達成するために必要不可欠の手段である。地域連携を前提としたツーリズムの可能性を探ることにより、本学と地元自治体、観光協会、民間企業それにNPOなどの民間活動団体との連携体制を形成できる。
 産業経済研究所の地域研究をベースとして、産学官連携事業「筑後川流域圏地域 づくりなんでも相談会」(http://www.mediawave.ac/~okada/niver/index.html)が実施されている。



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