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グラウンドワーク三島視察
三助は、2001年2月16日、静岡県三島市にグラウンドワークの視察に行ってきました。
静岡県三島市は伊豆半島の付け根にある人口11万人あまりの町です。源頼朝が旗揚げ祈願をした三嶋大社があり、江戸時代には東海道の宿場町として栄えました。
もともと1960年代ごろまでは富士山の地下水がわき出して市内を流れていましたが、その後工場が地下水をくみ上げて湧水が枯れてしまい、80年代ごろには市内の川はゴミと腐臭ただようドブ川になってしまっていました。これをなんとかしようと市内15のボランティア団体が立ち上がり、グラウンドワーク三島が結成されました。そして東レはじめ企業や行政にかけあって協力を引き出しながら湧水を復活。市内の川を清掃し、川の中の遊歩道をつける、水時計をつくるなど、親水公園として整備しています。いまでは清流にしかいないカワセミが飛んでいます。夏の夜は町中でホタルが乱舞します。NPO法人になった現在も様々なプロジェクトに取り組んでいるのですが、特に印象深いのが、「学校ビオトープ」の建設。メダカやトンボやゲンゴロウなどの生物が生息する自然エリアを学校に作ろうと二年がかりで準備。PTAや子供達とみんなで三日間作業したそうです。あちこちから資材が無料で提供され、建設会社の社長がタダで自ら重機を動かしました。子供達は日に日に目の色が変わり、完成すると期せずして歓声があがったと言います。
私達は、グラウンドワークが建設管理している町中の親水公園などを見学したほか、午後7時から10時すぎまで、老若男女20人ほどが延々と建設的議論を白熱させるスタッフ会議を傍聴してきました。
グラウンドワーク三島

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伊佐淳に属します。