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金沢の特徴は、行政がお膳立てをしたところに、市井の一般市民が広がりを持って参加し、その後は市民主体で自主的に進んでいくことにある。この点で、「市民参加」の実態に、地に足のついた厚みがあることが、他地域と比べた長所である。ただし、常に行政のお膳立てとバックアップがあることは、場合によっては制約となる。合同研究会で参加者から指摘があったように、行政は政治的利害のからまないところでは、野党系(共産党を除くオール与党市政である)と目される人も含めて、広く市民を利用するが、公共事業のように地元保守政治の利害が深刻にからむ場においては、全く市民を排除して事を進めてしまう。ある意味では、「市民参加」の名のもとに、市民が行政に都合のいいように利用されているとも言える。しかし、市民の側もそれをわかったうえで、したたかに行政を利用して、積極的な自主的事業を展開しているとも言える。
出会った行政側担当者が、みなおよそ役人らしからぬ人達で、そろって「行政が手を出すとろくなことはない」と言っていたことが印象に残っている。